主成分は、シアノアクリレート系。ホームセンターなどでも手軽に手に入り、馴染みの深い接着剤である。一般的に手塗りで使用されることが多い。自動化する場合は、ディスペンサを用いる。ディスペンサを用いると微少量を定量塗布することができる。材料の表面にある微量の水分と化学反応し、硬化する湿気硬化型である。
<メリット>
・1液
・幅広い材料に適用
・耐久性が要求される用途には不向き
・常温即硬化(瞬間で接着できるのが最大の長所である)
逆に硬化に時間がかかる接着剤は、仮止めが必要となる
・せん断強度が良好
・無溶剤
・無色透明で仕上がりがよい
・難接着材料(PE,PPなど)でもプライマーを併用すれば接着可能
・塗布量は少なくても良い
・低粘度で浸透性が良い
吸い込まれやすい多孔質材料には不向きである
・一度、開封すると保存がききにくい
・金属以外のほとんどの材料で材料破壊するほどの強度が出る
<デメリット>